2025夏季体験会ワークショップ

演技術A:横尾圭亮

舞台上で「生きる演技」ができるのだとしたらどれだけ魅力的でしょう。

しかし演技をする際、自分が「思っていること」と「やっていること」との間には時に大きなギャップがあります。自分では上手くいったと思ったのに、観客にそうとは思われないこと。上手くいかなかったと思ったのに観客に受け入れられること。ではどうすればそのギャップを埋めることができるのでしょう。答えはシンプル。行動する、です。

ん?どういうこと?と思った方。百聞は一見に如かず、です。

是非、体験会にいらして「生きる演技」のエッセンスに出会ってみましょう!!

【横尾圭亮プロフィール】俳優、俳優指導者、演出家 アヴォーシ主宰 ロシア国立サチリコン劇場付属ライキン高等舞台芸術大学俳優学科卒
ロシア国立マールイ劇場付属シェープキン演劇大学大学院首席入学、優秀ディプロマ取得修了
ロシア国立マルク・ザハーロフ記念レンコム劇場『桜の園』出演 新国立劇場演劇研修所講師、ワタナベエンターテインメントアカデミー講師
日本演出者協会会員

演技術B:扇田拓也

様々なフィジカルメソッドをベースに、 身体的な視点から演技というものを考えていきます。 舞台の上で魅力的であるために、その時に必要な、魅力的な身体の状態とは何なのかを、訓練を通して考え、身につけていきます。
大切なのは、楽しむ姿勢と遊び心、ほんの少しの勇気です。
「Less is more!」(減らすことで豊かになる!)を目指して。俳優のシンプルな美しさを求めて。

【扇田拓也プロフィール】1976年東京生まれ。演出家、俳優。空観(くうがん)主宰。ダックスープ所属。
日本大学芸術学部演劇学科に在学中の1996年、ヒンドゥー五千回を旗揚げ、全作品の構成・演出を担当。
2018年の最終公演と同時に「空観」と名前を変えて活動開始。
てがみ座、名取事務所、日生劇場ファミリーフェスティヴァルなど様々なプロデュース公演にて演出を担当。
海外の翻訳劇から日本の書き下ろし作品まで幅広く携わる。
演劇系大学での非常勤講師、地方都市で市民劇の演出など多数。「楽しく幸せな演劇創作」をモットーに、身体の使い方に注目する演技ワークショップを様々な場所で積極的に行なっている。

ボイス:松本泰子

自分の「こえ」知っていますか?あまりに当たり前に使っている「こえ」。

ちゃんと、本当の自分の「こえ」を使えているでしょうか?
「こえ」は、あなたを表す大切な要素なのです。

友達とおしゃべりする。誰かにお願いをする。舞台の上でセリフを言う。
知らない人に道を聞く。鼻歌を歌う。ステージで歌う。

どんな声を使っているでしょうね?

「こえ」のための体の使い方や、息の使い方、実際に読んだり歌ったりのレッスンを通して、
それぞれの「こえ」の可能性を探っていきます。

【松本泰子プロフィール】
幼少の頃より教会に通い聖歌に親しみ、同じ頃ピアノのレッスンを受ける。シンガーソングライターとしてライブ活動を始め、後に伊藤君子氏に師事。86年UCCジャズヴォーカル新人コンテスト特別賞受賞。98年「RabiSari(ラビィサリ)」を結成。 2002、04年「マクベット」「オセロ」イタリア・フランス・ルーマニア公演、06年「トロイラスとクレシダ」ノルウェー・フランス・イタリア公演においてボイスパフォーマンスを披露し、好評を得る。05年「RabiSari」ポルトガル・ルーマニア公演。2021年2月「人は嘘をつく~マタイ受難曲2021」出演(SHEZOO主催)また、ボイストレーナーとしての評価も高く、多くの演劇・ミュージカル俳優などを指導している。