カリキュラム
1年次
演技術、ステージ・ムーブメント、ボイス、日本舞踊、特別講座、修了公演
俳優として舞台に立つうえで必要不可欠な、声、身体、演技の徹底した基礎訓練を行います。演技術の授業では、注意力、想像力、相手と交流する力を高める訓練から、本読みやシーン・スタディを通して、戯曲を読み、表現につなげる力を養います。演出家、作家、プロデューサー、舞台技術者らによる特別講座を行い、プロがどのように創作しているかに触れ、演劇についての理解を深めます。1年次の最後に修了公演を行います。進級審査を経て合格者のみ2年次へ進級します。
2年次
演技術、ステージ・ムーブメント、ボイス、殺陣、特別講座、中間・修了公演
1年次で習得した基礎力をさらに発展させ、さまざまな作品や役柄に挑戦していきます。プロの俳優として必要な基礎訓練は続け、中間公演と修了公演があります。
カリキュラム スケジュール
*こちらは一例となります。また公演稽古期間のスケジュールとは異なります。

劇団俳優座への入団
劇団俳優座の劇団員になるためには、2年間の研究生過程修了が条件となります。
劇団俳優座への入団希望者は、2年次修了時に準劇団員への昇格審査を受けることができます。審査合格者は準劇団員へ昇格し、3年間の準劇団員期間(1年毎に査定有り)を経て、劇団員昇格の資格が得られます。
講師の紹介
■演技術
劇団俳優座演劇研究所所長

眞鍋卓嗣
演出家・劇団俳優座文藝演出部
劇団内外にてジャンルに捉われず意欲的に作品を発表し続けている。近年の主な演出作に劇団俳優座『閻魔の王宮』、『野がも』、オペラシアターこんにゃく座『遠野物語』(作:長田育恵/19)、パルコプロデュース音楽劇『海王星』、梅田芸術劇場ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ 』、モボ・モガプロデュース『多重露光』、名取事務所『509号室 迷宮の設計者』、劇団昴『広い世界のほとりに』など。第55回紀伊國屋演劇賞個人賞。第28・29・30回読売演劇大賞優秀演出家賞。『閻魔の王宮』で第11回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞を受賞。
■演技術

髙岸未朝
明治大学文学部演劇学専攻卒業、劇団俳優座研究所文藝演出部修了。劇団俳優座文藝演出部所属。学生時代より舞台活動を開始し、脚色・演出を手掛けると同時に女優として舞台に立つ。
大学演劇フェスティバルで女優として主演し優勝を飾った後、「フィガロの結婚」の演出を契機に活動の主体を演出へと絞り込む。2013年、2019年には三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を、2017年に同大賞を受賞。現在、東京藝術大学、国立音楽大学、相愛大学、各講師。
■演技術/ステージ・ムーブメント
カリキュラムアドバザー

横尾圭亮
俳優、俳優指導者、演出家 アヴォーシ主宰
ロシア国立サチリコン劇場付属ライキン高等舞台芸術大学俳優学科卒
ロシア国立マールイ劇場付属シェープキン演劇大学大学院首席入学、優秀ディプロマ取得修了
ロシア国立マルク・ザハーロフ記念レンコム劇場『桜の園』出演
新国立劇場演劇研修所講師、ワタナベエンターテインメントアカデミー講師
日本演出者協会会員
■演技術

扇田拓也
1976年東京生まれ。演出家、俳優。空観(くうがん)主宰。ダックスープ所属。
日本大学芸術学部演劇学科に在学中の1996年、ヒンドゥー五千回を旗揚げ、全作品の構成・演出を担当。
2018年の最終公演と同時に「空観」と名前を変えて活動開始。てがみ座、名取事務所、日生劇場ファミリーフェスティヴァルなど様々なプロデュース公演にて演出を担当。海外の翻訳劇から日本の書き下ろし作品まで幅広く携わる。演劇系大学での非常勤講師、地方都市で市民劇の演出など多数。「楽しく幸せな演劇創作」をモットーに、身体の使い方に注目する演技ワークショップを様々な場所で積極的に行なっている。
■演技術

磯村 純
演出家。劇団青年座所属。演劇創作チームavenir’eディレクター。
日本大学藝術学部映画学科非常勤講師、日本工学院専門学校講師、日本演出者協会会員。
1972年7月11日生まれ。愛知県出身。桐朋学園短期大学専攻科演劇専攻修了後、1996年に劇団青年座入団。演出家宮田慶子に師事。宮田慶子、マキノノゾミ、木村光一などの演出助手を務めた後、青年座公演『蛇』の演出で注目を浴びる。 書き下ろし作品の演出に定評があり、時代の先端を行く劇作家の作品を多く演出。 また、青年座の代表作である「ブンナよ、木からおりてこい」五代目演出家として演出を担当。 全国の演劇鑑賞会を中心に6年間で172ステージを上演する自治体主催の演劇ワークショップや高校演劇ワークショップ、 企業のコミュニケーションセミナーの講師も勤める。
■日本舞踊

藤間章吾
舞踊家、振付家。
日本舞踊 藤間流勘右衞門派 師範
玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒業
(公社)日本舞踊協会東京支部城北ブロック副ブロック長
日本舞踊集団「弧の会」同人
2000年 弧の会作品「御柱祭」にて第32回舞踊批評家協会新人賞受賞
2008年 同作品にて文化庁芸術祭優秀賞受賞
■ボイス

松本泰子
幼少の頃より教会に通い聖歌に親しみ、同じ頃ピアノのレッスンを受ける。シンガーソングライターとしてライブ活動を始め、後に伊藤君子氏に師事。86年UCCジャズヴォーカル新人コンテスト特別賞受賞。98年「RabiSari(ラビィサリ)」を結成。
2002、04年「マクベット」「オセロ」イタリア・フランス・ルーマニア公演、06年「トロイラスとクレシダ」ノルウェー・フランス・イタリア公演においてボイスパフォーマンスを披露し、好評を得る。05年「RabiSari」ポルトガル・ルーマニア公演。2021年2月「人は嘘をつく~マタイ受難曲2021」出演(SHEZOO主催)また、ボイストレーナーとしての評価も高く、多くの演劇・ミュージカル俳優などを指導している。
■殺陣

多加野詩子
殺陣技斗師/芸道殺陣波濤流高瀬道場師範/大阪芸術大学非常勤講師
(社)JAPAN ACTION GUILD理事/(協)日本俳優連合 アクション部会副委員長
プロの俳優はじめ児童部、そして、2008年に開設した女性限定殺陣講座「Cinema Action殺陣」で注目を集める。現在では、本部稽古場のほか新宿、国立、立川、荻窪、大阪などの教室や大阪芸術大学、日本映画大学、日本芸術専門学校、高等学校など各種学校において後進の指導にあたっている。殺陣や技斗のパフォーマーとして、現在でもいくつかの舞台を踏み、2010年外務省招聘「トルコにおける日本年」やタイ国など海外で日本の文化である殺陣を紹介。2022年10月NHK-Eテレ「刀剣LOVERS入門 壱の剣」に出演、同名書籍でも殺陣についての解説を行っている。
