2025年12月授業体験会講師紹介

昼の部(演技術A):横尾圭亮

舞台上で「生きる演技」ができるのだとしたらどれだけ魅力的でしょう。

しかし演技をする際、自分が「思っていること」と「やっていること」との間には時に大きなギャップがあります。自分では上手くいったと思ったのに、観客にそうとは思われないこと。上手くいかなかったと思ったのに観客に受け入れられること。ではどうすればそのギャップを埋めることができるのでしょう。答えはシンプル。行動する、です。

ん?どういうこと?と思った方。百聞は一見に如かず、です。

是非、体験会にいらして「生きる演技」のエッセンスに出会ってみましょう!!

【横尾圭亮プロフィール】俳優教育者/演出家/俳優 アヴォーシ主宰
劇団俳優座演劇研究所カリキュラムアドバイザー
ロシア連邦のライキン高等舞台芸術大学、マールイ劇場付属シェープキン演劇大学大学院にてスタニスラフスキー・システムをベースとした演技術、俳優教育法や演出法を体系的に学ぶ。
大学院在学中マルク・ザハーロフ記念レンコム劇場『桜の園』に出演。
帰国後は留学時の経験を活かし活動中。

夜の部(演技術B):扇田拓也

様々なフィジカルメソッドをベースに、 身体的な視点から演技というものを考えていきます。 舞台の上で魅力的であるために、その時に必要な、魅力的な身体の状態とは何なのかを、訓練を通して考え、身につけていきます。
大切なのは、楽しむ姿勢と遊び心、ほんの少しの勇気です。
「Less is more!」(減らすことで豊かになる!)を目指して。俳優のシンプルな美しさを求めて。

【扇田拓也プロフィール】1976年東京生まれ。演出家、俳優。空観(くうがん)主宰。ダックスープ所属。
日本大学芸術学部演劇学科に在学中の1996年、ヒンドゥー五千回を旗揚げ、全作品の構成・演出を担当。
2018年の最終公演と同時に「空観」と名前を変えて活動開始。
てがみ座、名取事務所、日生劇場ファミリーフェスティヴァルなど様々なプロデュース公演にて演出を担当。
海外の翻訳劇から日本の書き下ろし作品まで幅広く携わる。
演劇系大学での非常勤講師、地方都市で市民劇の演出など多数。「楽しく幸せな演劇創作」をモットーに、身体の使い方に注目する演技ワークショップを様々な場所で積極的に行なっている。